ベランダでにわとりを飼う

庭のない家にやってきたぴよりんの成長記録

ヒヨコを引き取りに行く

4月29日、ゴールデンウィーク初日。

早朝、眠い目をこすりながら車に乗り込む。

行先は大阪府にある、ふれあい観光牧場 『ワールド牧場』。

 

実は、いざにわとりを飼いたいと思っても購入先はかなり少ないことが判明。

県内、近隣県、あちこち調べてみたが、生きたにわとりを販売しているところは見つからなかった。

ネットで探した結果、一番近くがこのワールド牧場だったのだ。

片道2時間以上かかった…。

 

無事到着。ゴールデンウイークなので混雑しているかと思ったが、小雨が降るあいにくの天気だったので客は少なかった。

貸し切り状態になった犬のふれあい場では、360度犬たちに囲まれてモフモフし放題!ほかにも猫と触れ合ったり、ヒツジやヤギに餌やりをしたり、なかなかできない体験に小3の息子と小1の娘も思う存分楽しんだ。

 

そして最後に、小動物ふれあい館へ。

そこにいたのが・・・

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ヒヨコ集団!!!

ピヨピヨ言ってる!ちゃかちゃか走り回ってる!ぎゅうぎゅうにお団子になってる!

 


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ヒヨコ、さわり放題♡♡♡

息子、娘とも今日一の食いつきだ。

私も一羽手ですくってみる。あたたかい。ピヨピヨ言ってる。たまらん。

 

ここにいたヒヨコたちは『ボリスブラウン』という品種。

性格は温厚で人に懐きやすく、卵もよく生むとのこと。

室内が暗かったのでちゃんと写っていないのだが、よく見るレモン色のヒヨコではなく、ちょっと茶色っぽい。

100羽くらいいた中でひときわ目を引くクリーム色の毛の子が2羽だけいた。息子が気に入って、「この子が欲しい!」と言っていたが、スタッフさん「その子は雄です。」・・・あら~残念。

 

ヒヨコの受け渡し場所はここではなく事務所前とのことで、移動して手続きを行った。

スタッフさん「何羽いりますか?」

私「・・・・・・・・・・い、1羽、・・・お願いします。」

 

何羽飼うか、これは本当にぎりぎりまで迷った。

4人家族なので卵を取るには2,3羽いたほうがいい。ヒヨコも仲間がいたほうが寂しくないだろう。でも、数が増えるほど騒音などトラブルが起きた時対処がむずかしくなる。悩んだ結果、とりあえず1羽だけ飼うことにした。

 

しばらくすると、スタッフさんがピンク色のかわいらしいケースを運んできてくれた。中には大きな声で『ピイー!ピイー!』と鳴いている、ふっくらしたヒヨコが1羽入っていた。

書類に住所氏名などを記入し、代金1100円を支払う。

ヒヨコ・・・1100円。

 

スタッフさん「ヒヨコは寒いのが苦手なので、特に1羽で飼う場合は温度に気を付けてあげてくださいね。」

雨の中ヒヨコを冷やさないよう車まで走った。後部座席の足元に置いた飼育用水槽に、事前にモバイルバッテリーでヒーターをつけて温度を上げてある。急いでヒヨコを入れ、ふたをした。やれやれ一安心・・・と思ったらいきなりトラブル発生!ヒヨコがバタバタ暴れて、ヒーターの上に飛び乗ってしまった!やけどしてしまう!急きょおもちゃの箱で、ヒーターとふたの隙間をふさぐ。

それからもヒヨコは落ち着きなくケース内を右往左往し、大声でピイピイ泣いていた。たくさんの仲間たちとピヨピヨ身を寄せ合って暮らしていたのに、突然引き離されひとぼっちになってしまったのだ…。やっぱり1羽はかわいそうだったかな…?